大砂嵐金太郎 大相撲 アフリカ大陸出身力士

　　　　　　　　　　　　　　　　　　大砂嵐金太郎（おおすなあらし きんたろう）



エジプト出身の力士、大砂嵐（大嶽部屋）が７戦全勝で幕下優勝。
　　　　　　　　　　　　　　　　アフリカ大陸出身の初の関取昇進が濃厚になったそうだ。

初の十両での取組で、突っ張り、左上手、右のまわしを取って１８６キロの明瀬山を思い切り寄り切った！

土俵を下りた大砂嵐は、涙目で「最後は重かった。泣くのを必死に我慢した。うれしい」と話し、満面の笑顔をつくりとびきりの嬉し涙を流してましたね。

過去に幕下１５枚目以内で７戦全勝した力士たちは、全員　翌場所に十両に昇進しています。　

外国人力士の中では、小錦や把瑠都と同じ、最速（年６場所制、幕下付け出しを除く）の８場所での昇進ですね。

スピード出世することになる大砂嵐は、所属する大嶽部屋初の関取になります。


大嶽部屋

大鵬部屋の流れを組む。

先日亡くなった大鵬親方（故納谷幸喜氏）からは四股、すり足、てっぽうを毎日やれば早く関取になれると言われていたそうで、稽古や忍耐の大切さも教えられたそうです。

「稽古と忍耐」の大切さは、大砂嵐だけでなくどんな生き方をしている人にも必要なものではないでしょうか？
日本人なら幼い頃からよく聞かされる言葉ですが、実践出来ている方は少数のような気がします。


私の意見としては、好きなことやどうしてもやり遂げたいことに対しては誰もが稽古と忍耐を持っていると思うんです。出会うかどうかですね。

大砂嵐さんは出会えた！

ってことですね。

夢は横綱ときっぱり。

化粧まわしも楽しみにしているようです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　大砂嵐金太郎（おおすなあらしきんたろう）プロフィール

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本名　　　アブデルラフマン・シャーラン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エジプト　　ダカハレヤ県出身
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大嶽部屋　　東７枚目

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アフリカ大陸出身の初の力士として注目される。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００８年と２０１０年の世界ジュニア選手権で３位。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１２年　春場所初土俵。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　身長　１８９センチ、　体重　１４３キロ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生年月日　１９９２年　２月１０日生まれ　　２１歳。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　血液型　　Ａ型

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　故郷エジプトでは大学生として会計学を学んでいた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　得意技　相手の胸をめがけての突っ張り、叩き、突き、押しなど

では、このあたりで

ちょっと一息、秋場所の大砂嵐の取り組みをご覧下さい。









エジプトでは相撲は全然知られていないそうですよ。日本人としてちょっとくやしいですね。

相撲は見たことも聞いたこともない人がほとんどで、もちろん大砂嵐さんも例外ではなかったそうです。

通っていたボディービルのジムで、『相撲は日本でとても人気のある格闘技。君は体がしっかりしているから相撲に向いているよ』と誘われたのがキッカケなんですって。

ムスリム（イスラム教徒）として初の大相撲力士なので日本では当然ながら、海外からも注目を浴びています。
大学で会計学を学んでい２０１１年８月エジプト革命が起きたこをきっかけに、大学を休学し夢だった相撲界を目指して来日した。

６部屋で体験入門をしながらも、すべての部屋に正式入門を断られた。７部屋目となった大嶽部屋で迎えられた。
大嶽親方は「宗教とか外国人とかは関係ない。一人の青年として。見ているうちに最近の日本人に見られなくなった熱いものがあった」と語っています。

大嶽親方は人としての大砂嵐に惚れたんですね

大嶽部屋と大砂嵐とは、エジプトにいた頃にも縁があったそうです。
というのも、大砂嵐は以前エジプトから複数の相撲部屋に入門希望の手紙を送ったことがあって、その時に唯一、返事をもらったのが大嶽部屋だったそうです！

これを知ってちょっとビックリですよね？
相撲に憧れて送った手紙に返事もくれない相撲部屋があるなんて。
断るにしても相手の気持ちに敬意を表す返事の手紙くらい送って欲しいものですよね？

大砂嵐のしこ名「砂嵐」は、ピラミッドから７００メートルの実家で考えたそうで、「大」は、大嶽部屋、大嶽親方、大鵬さんから受け継いだそうです。とても尊敬しているんですね。

ちゃめっけたっぷりなんだけど、根はまじめなんだそうですよ。

入門した当時は何にでもタバスコをかけて食べていたらしいですが、最近はポン酢を好んで使っているとか。好き嫌いもないなんて、素晴らしい！

日本語の勉強も頑張りながら、好きなインターネットとかゲームにもいそしんでいるらいし

相撲を引退したらエジプトに帰って相撲の指導者になるのが夢。

イスラム教徒のラマダン（断食月）にのときは、深夜に食事を取って対策を練っているそうです。

エジプト出身力士初の夢はまだまだ続く。

是非、横綱になってほしい。そして、アフリカで「相撲」を広げてほしい。

新たな、アフリカ大陸と日本の架け橋になってくれる存在の「大砂嵐金太郎」さん

応援していきます！

みんなで、応援しましょう

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